冷蔵庫の買取相場の現実は?引っ越しで冷蔵庫を売るべきか!?
ここに冷蔵庫の買取相場を暴露したいと思います。
しかし、冷蔵庫の買取相場と一言にってもいろいろなタイプの冷蔵庫が存在し、使用状況によってその状態も様々ですが、おおむね2つのタイプに分けれらますので2パターンに分けて説明します。
2ドアタイプの冷蔵庫の買取相場について
一人暮らしの方が多く使用しているタイプの冷蔵庫の多くが「冷凍室」と「冷蔵室」の2種類しかないシンプルで小さい2ドアタイプの冷蔵庫を使用しているかと思います。
最も需要が多く、リサイクルショップに売却される冷蔵庫のほとんどがこのタイプです。
2ドアタイプの冷蔵庫の買取の相場はリサイクルショップでの店頭販売価格の1/10程度が買取相場となります。
大抵の2ドア冷蔵庫の販売価格は8000円〜20000円程度なので、一人暮らしサイズの冷蔵庫の買取の相場は0〜2000円程度ということとなります。
もちろん新しいものほど高く買取ができますので製造から3年以内程度の冷蔵庫であれば値段が付く可能性が高くなります。
しかし、韓国の会社や中国の会社の製品については新品でも500円付けば御の字です。
注意すべき点は多くの2ドア冷蔵庫は通常使用が可能な限界期間が製造から7年に設定されています。
それ故、再販売を考えた場合製造から5年を超えている品物は値段が付かないのは当然として、処分にリサイクル料金がかかり捨てるのにお金を払わなければならなくなります。(5〜6000円程度です)
大型冷蔵庫の買取相場について。
野菜室や自動製氷などが付いているファミリー向けの大型の冷蔵庫は単身用冷蔵庫の買取とは少し相場が変わってきます。
基本的な査定部分は同じで
- 国産メーカー製の製品である事
- 製造から5年以内の製品である事
の2点をクリアしていることが買取の大前提です。
そして、買取価格についてもおおむね単身用と同じでリサイクルショップでの中古販売価格の1/10程度の価格で買取することがほとんどです。
リサイクルショップでの大型冷蔵庫の販売価格は10000円〜80000円程度ですので、買取の相場は1000円〜8000円程度ということとなります。
ただ、大型冷蔵庫の場合にはここに運び出しの作業手数料がかかってきます。
実際の査定では運び出し手数料は提示することはないですが、査定をする人間は必ず運び出しにかかるリスク(壁や床を傷つけてしまった場合の弁償代リスク)や作業員がけがをせずに安全に作業できる建物形状かどうかを考慮して頭の中の査定額から差し引きます。
(差し引いた部分は業者向けの保険代として考慮します。※実際年間契約でそのような保険に入っているところが多いです。)
よって、小型の冷蔵庫よりも買取の相場は一軒家などの運び出しが困難な建物の場合安くなる傾向があります。
すべての冷蔵庫の買取相場の共通事項
冷蔵庫の買取相場は以下のような条件でも変動します。
まずは、買取相場が上昇する要因として。
- 夏の少し手前で売却する。
という事情があります。
中古の冷蔵庫は夏場に飛ぶように売れるようになります。
特に猛暑が続いた都市などは非常に冷蔵庫の故障が増えるので、中古冷蔵庫の需要が急激に上がり品薄状態になるリサイクルショップも増えます。
このような状態になった場合各リサイクルショップが通常の買取相場の倍くらいまでであれば高価買取をすることがあります。
冷蔵庫売るなら7月がベストです。
次に買取相場が下がる要因として
- パッキンにカビが生えている
- 棚が割れている、又は欠品している
- 傷がある
- シールを張っている
などの場合、販売前のクリーニングに手間がかかったり訳アリ品として販売しなければならないため買取価格はかなり下がります。
場合によっては買取不可となる場合もあります。
もちろん、「冷えない」「内部に小さな穴が開いている」などの故障品は新品でも買取不可です。
以上、冷蔵庫の買取相場についてでした。