ネットリサイクルショップはもう美味しい業種ではない。
大塚家具やヤマダ電機といった異業種からの
リサイクル業界への進出や、大手リサイクルショップ
ブックオフやトレジャーファクトリーなどの大資本
リサイクルショップの業務拡大の波を受け
個人でリサイクルショップを経営している
資本の小さいお店はバタバタと潰れています。
この波は無店舗型のネットリサイクルショップにも
影響を及ぼしており、大手のリサイクル店などに
買取希望客を奪われ経営はひっ迫している
ところが多くなってきています。
そんな中、個人店などでも業績を伸ばし
続けている業態があります。
代表的な営業形態は利益率の高い品物
のみを小型の店舗で買取専門で行う業態。
ブランド品・貴金属などを中心に買い取る
スタイルで100万円以下でフランチャイズ
形式で開業できるため手始めに開業する
のには最もリスクが低い形式。
経費もほとんどかからないため高利益率
のビジネスモデル。
銀座パリス
有名どころはここですね。
そしてこれと併せて以下のような業態も
検討したいところ。
リサイクルショップ+αで売り上げ倍増のアイデア。
リサイクルショップ経営の要は仕入れです。
この仕入れを円滑にすることが可能な業種を
プラスすることで顧客満足度を上げ有利な経営
を行ているところが増えています。
例えば以下のような業態です。
便利屋+リサイクルショップ
便利屋業を行ていると家の中の不要なものを
捨ててほしいという依頼が来ることが度々あります。
そのような廃棄依頼を受ける品の中には
転売が可能な品も多いとのこと。
お金をかけて粗大ごみなどを処分しようと
していた顧客に、
「うちで無料で引き取れますよ」
といえば二つ返事で引き取りを希望します。
本当に捨てるしかないものは依頼通り捨てれば
いいので不良在庫を抱える心配もありません。
一石二鳥の業態です。
ハウスクリーニング+リサイクルショップ
これも同じような理由です。
顧客についでに捨てといて言われた品の中で
転売が可能な品を無料で引き取ればよいのです。
内装業or解体業+リサイクルショップ
内装工事をする際に室内の残置物
の処分も一手に引き受けるケースは
非常に多いです。
この処分依頼を受けた品の中で転売可能
な品物を無料以上で引き取るという提案
をすればほぼ確実に仕入れが可能です。
依頼人は大抵企業ですので産業廃棄物
として有料で捨てなければならない残置物を
減らせるのはそのままコスト削減につながります。
この業態で大成功を収めている方は非常に多いです。
アイデア次第でいくらでも利益が上げられるのが
リサイクル業界ですが、今後はサブサービスとして
の需要がどんどん増えていくことでしょう。
リサイクル屋は古物免許一つで起業できる
業種なので、これと併せてフランチャイズ契約
を行い様々な業種と併せて低資金で起業
するというスタイルが今後のトレンドとなりそうです。
今の時代様々なフランチャイズが存在します。
今後どのような掛け算開業が出てくるのか見ものです。
年商1億プレイヤーも出てくるでしょうね。
リサイクルショップ開業までにすべきこと!メニュー
1. リサイクルショップ開業資金はいくらかかるのか資金集め。
2. リサイクルショップ開業までの具体的な手続きスケジュール
3. リサイクルショップ開業の肝!仕入れルートの確保と対策。
番外編 ネットリサイクルショップ開業の現実と実際