追いの訪問買取営業は禁止です
訪問買取に際して、査定や買取依頼があった品物の他に顧客のお宅の中にぜひとも買い取りたいと思うような品物があったとしても「是非それを買い取らせてください!」といったようなお願いをして買い取る行為は禁止されました。
このような事項ができた背景は想像に難くなく、
- 買い取ってほしくないものまで買い取られた
- 強引に買い取られた
- 頼んでないものまで査定された
といったような苦情や被害が多くあったからです。
今後そのようなことが起こらないように、所謂”追い営業”は行ってはならないという事になりました。
また、買取依頼があって訪問したにもかかわらず「やっぱり売らない!」と言われた場合「そこを何とか売ってくださいよ」というように粘るようなこともしてはなりません。
断られたらそこまでです。
その場を立ち去った後で電話などで「この前の査定した品物の件なのですが…」といったような勧誘もダメです。
仕入れは古物商の生命線であり、このような追い営業というのもかなり効果がある仕入れ方法でしたのでこれを禁止されてしまった業者の中には厳しい営業を行うことになるところも有るでしょうが、なってしまったものは仕方がありません。
今まで誠実に顧客に接してきた業者からするといいとばっちりですが、ここはぐっと我慢するしかありません。